かけくらべ

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あかるい笑顔が
いつも 悲しむわたしのそばにありました

しずかな街でくちずさむ唄
てを差しのべても届かない陽炎

いまはただ
まつこともない静けさと

すぐに走り去ってゆく
いくつもの列車が巻きおこす

つむじ風のリフレインに
まよい込んで

でむかえるあなたの面影に
もはや会えないことを知りながら

ああ
なんどでも繰り返し
たいせつにしてきたもの

とおくにいても

わすれないで
たいせつにしてきたもの
しあわせとあなたのかけくらべ

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